変形性頚椎症
- うがいをしようとするが上を向けない
- 長時間座っていると手にしびれが出てくる
- 振り向いた側の首が痛む
- 上を向くと強いシビレや痛みを感じる
- 姿勢が悪く、ストレートネックといわれたことがある
日常生活などでの不良姿勢が続き、「ストレートネック」「首猫背」「スマホ首」などといわれる姿勢のせいで、首周りや手にまで不調が出てきてしまうことはありませんか?
最悪の場合骨の変形もしてしまうこともありますので、もし気が付いたら早めに対処をしなくてはいけません。
変形性頚椎症とは?
あまり聞きなれない「変形性頚椎症」。
変形性頚椎症とは、
背骨をつなぎ、クッションの役割がある椎間板は、20歳を過ぎると、退行変性が始まると言われています。
この変性が進むと、椎間板にひびが入ったり、少しずつ潰れて来てしまうなどの変化が出てしまいます。それに伴い、頸椎への負担や加齢により首の骨「頸椎」が変形し、「骨棘」といわれる棘のようなものが脊髄やそこから分かれる神経にあたってしまう症状です。
上記の人は頚椎症になってしまうリスクが高くなってしまいますので注意が必要です!
症状は?
もし、変形性頚椎症になったしまったらどのような症状になってしまうのか。このようなお悩みの方が多数いらっしゃり、頚椎症に悩まされています。
特に最近はPCを使ってのお仕事が増えていたり、スマートフォンの普及などによって悪い姿勢が長く続いてしまいます。少しずつ負担を減らしていくことが重要です。
どうすればいいの?
では、変形性頚椎症になったらどうすればいいのか。
変形性頚椎症で覚えておいておかなくてはいけないことは、「変形は治すことが出来ない」ということです。
骨の変形は手術で切り落とすしか方法はないため、まずは変形性頚椎症にならないことが大切になります。
大切なのは負担を軽減すること
なってしまったら治らないといわれていますので、ならないようにしていくことが大切です。
先ほども記述しましたが、PCやスマートフォンが普及している現在どうしても負担がかかってしまうのが現状です。
ですので大切なことはストレッチなどで日々の負担を減らしていくことになります。
自宅で簡単にできるストレッチとしまして、
①肩回し
手を肩にあてて肘で円を描くように大きく前に10回、後ろに10回行う。
②肩すぼめ
肩をすぼめるようにぐっと引き上げ、ストンと力を抜くを5回行う。
などは簡単に行えるものになりますので是非行ってみてください。
最後に
日常的に姿勢を気にしたりしていくことがまず大切です。
ですが記載したように加齢による骨成分のコラーゲンなどが減ってしまうことは生きていく以上仕方がないことです。長生きしていれば、お身体では様々な骨の変形が出てきます。
例えば、変形性膝関節症、へバーデン結節、ブシャール結節、変形性腰椎症、変形性股関節症。
上げればきりがないですが、年齢を伴う変形は何かしら起こってしまうリスクはあります。
ですが、身の回りに起こっている人と起こっていない人がいませんか?皆
、リスクは持っていますが起こりにくい身体づくりは早く始めていくことに越したことはありません。
もし、日常で首の重だるさや、動かしづらさ、手のシビレ、姿勢の悪さなどがあれば一度ご相談くださいね。