ニキビと美容鍼①
2024年06月13日
江戸川区篠崎駅周辺にお住いの皆さんこんにちは!
篠崎北口はりきゅう整骨院です。
日本人の約9割(約5人に1人)の人が悩まされているのが「ニキビ」です。
普段私たちがニキビと言っているものは実際は「尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)」と言う皮膚の病気になります。
ニキビとは
まず、ニキビとは何かについて知っている方も多いと思いますがおさらいしていきましょう。
ニキビとは、おでこ、頬、口の周り、下あごなどにできる発疹の事を言い、おもに思春期から青年期にかけてよくみられます。
この発疹は、毛穴に皮脂がたまり、出口が炎症を起こして小さく隆起したもので、すぐに治ってしまう軽いものから、ニキビ痕として跡を残してしまう重症のものまであります。
一般に、思春期にできるものが「ニキビ」、大人になってからできるものが「吹き出物」といわれることがありますが、実は両者の区別はなく同じもので、どちらも「尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)」という皮膚の病気の通称です。
顔だけでなく胸や背中の中心部などにできることもあります。
ニキビの原因
⒈ 皮脂の過剰分泌
⒉ 毛穴のつまり
⒊ アクネ菌の増殖
⒋ ホルモンバランスの乱れ
などがあります。
⒈ 皮脂の過剰分泌
皮脂を作る皮脂腺は、毛包と一体になって存在し毛穴から皮脂を分泌します。
皮脂腺から分泌された皮脂は皮膚に潤いを与え皮膚を保護する役割があります。
⒉ 毛穴のつまり
そもそも肌にはターンオーバーと言う肌が生まれ変わる機能があります。
肌は、約6週間のサイクルで角質がはがれおちて新しい皮膚に生まれ変わる「ターンオーバー」を繰り返しています。通常、皮脂は毛穴から汗とともに排出されますが、ターンオーバーがうまくいかない場合、毛穴の角質が厚くなり、毛穴の出口が塞がれ、皮脂が詰まってしまいます。
⒊ アクネ菌の増殖
皮脂を栄養源にしている「アクネ菌」が過剰に増殖し、炎症を起こして発疹ができる、つまりニキビとなります。
角質の肥厚のみならず、皮脂が過剰に分泌しすぎると、やはり毛穴を塞いでしまいます。
この状態がさらに進むと、ウミをもつようになります。そして、毛穴の壁が破れて、皮膚の表面だけでなく皮膚の中も大変な状態になっています。悪化させると、治ったあとに、にきび跡(クレーター)が残ってしまいます。
⒋ ホルモンバランスの乱れ
にきび”の好発部位である顔、あご、胸、背の毛穴には、皮脂腺がよく発達しています。
また、思春期になると、男女を問わず男性ホルモンの分泌が高まり、男性ホルモンは皮脂分泌を増加させる働きがあるため”にきび”の原因になります。
また、女性ホルモンの一種、「黄体ホルモン」も“にきび悪化”と関係があります。
排卵後から次の生理までの期間は、「エストロゲン(女性ホルモン)」より「プロゲステロン(黄体ホル
モン)」が優位になります。
この「プロゲステロン」は、皮脂を増加させ、にきびの原因となるのです。
※前回の写真の20代男性
1か月間、週2回通った方の変化になります。
全体的にニキビ跡が減り、大きなニキビの数も初回の時に比べて小さくなったのではないかなと思います。シミやシワ肌のたるみなどニキビ以外にも気になる症状が有りましたらお気軽にご相談ください。