鍼灸治療(パルス編)
2021年04月30日
江戸川区、篠崎駅周辺にお住いの皆様こんにちは!
篠崎北口はりきゅう接骨院です!
今回は鍼灸治療(パルス編)と言う事で、パルス治療とは何か
どんな手技があるのかについてお話していこうと思います!
パルス治療とは!!
鍼治療は、ツボに刺激を与えその作用を引き出すことで効き目とします。
効能を引き出す方法としては、ただ刺すだけでなく
刺した鍼をひねったり、刺した鍼の深さを変化させるなどがあります。
手技で鍼を操作し刺激を生み出す方法は、昔から使われてきましたが
同じ手技を長時間・安定的に繰り返すことはとても困難です。
そういった手技に代わる方法として、パルスがあります。
鍼に電気を一定の間隔・強さで流すことで
安定した刺激をつぼに与えることができるようになります!
パルス治療にはこのようなメリットがありますが
元々刺激が強いことやコントロール難しいことから
パルス鍼を全く使用しない鍼灸院もあります。
当院も最近までは使っていませんでした。
パルス鍼を使わずとも手技オンリーで対応できることが多いためでしたが
実際にパルス治療を取り入れてからは
楽になったという感想が増えてきました。
パルス治療の効果
血流の改善
鍼を刺すことによっても血液循環の改善が見られますが、その刺している鍼に電気を流すことで、筋肉自体が動きます。
それにより筋肉のポンプ作用が活発になり血液循環の改善を助けることで
老廃物の排出を促し、新陳代謝を高めコリや痛みの改善ができます。
筋肉のコリを和らげる
筋肉が刺激を受けるとその部位に血流が集まるので
より筋肉のコリに対しての改善が可能です。
硬くなった筋肉は患部を重だるく感じさせてしまい
姿勢が悪くなることで、関連する関節や神経、内蔵などにも
影響が出てくる場合があります。
痛みを和らげる
筋肉のコリが原因となる痛みや、梨状筋症候群などの深い所にある筋肉を
ピンポイントでアプローチが可能なので非常に効果的です。
筋肉の萎縮を防ぐ
麻痺を起こした筋肉を動かすことにより
筋肉の萎縮を予防させる働きがあります。
最近では治療の分野に限らず
リハビリテーションの分野にも活用されています。
※当院ではEMSという機械を使った筋力トレーニングも行っております!
深い筋肉を動かすことで、コリの改善に⁉
パルス治療は特にスポーツ選手や運動が多い方、
筋肉のコリが強い方や坐骨神経痛などの方に
特に効果が高く、症状によっては指圧よりも早く改善させられます。
患者さんの中には、パルス治療が苦手な方がいらっしゃいます。
そのような方には無理に電気を流さず鍼を打ちそのまま
筋肉が緩むまで置鍼します。
パルス治療の種類
パルス治療でよく使われる手技は2つ!
⒈ 筋肉パルス
⒈ 筋緊張の緩和
目的
筋・筋膜性腰痛等の筋性の症状に対して
筋緊張の緩和を目的として行います。
刺鍼部位
緊張した筋肉を押して最も硬く、ズーンとした響きがある所に刺鍼ます。
刺す深さは鍼が十分に筋肉に届く所まで。
電気の強さ
筋肉がしっかりと動く位。
鍼の刺した部分が『チクチク』『ズキズキ』すると返って逆効果!
⒉ 筋疲労・腱炎
目的
筋肉痛やアキレス腱炎等、腱の付着部痛みに対して
消炎鎮痛を目的に行う。
刺鍼部位
押すと痛みのある筋肉や腱に対して断続波と言われる
一定のリズムだけでは無く敢えて間隔をあけて電気を流す方法!
電気の強さは腱の収縮が触知する程度で大丈夫。
神経パルス
目的
頚椎症や坐骨神経痛などの神経根症状がある場合。
神経の感度を正常にさせる事を目的に行う。
刺鍼部位
障害された神経根の近くや
痛みやしびれを訴える部位の神経経路の近くに刺鍼します。
電気の強さ
支配神経領域の筋が動く程度。
パルス治療の禁忌
低周波治療器などの一般的な電気刺激治療器は
心臓疾患、ペースメーカ使用者、感染症、悪性腫瘍、有熱者、結核性疾患、血圧異常、急性疾患、極度の衰弱時、妊婦、幼児、または意思表示のできない人、血流障害の可能性がある人などになります。
また、人工関節部については、
極端に高い周波数帯の電気刺激治療器やマイクロ波治療器は
人工関節を加熱する恐れがあるため使用はできません。
以上の事を踏まえて、今の症状を本気で変えたい方や
今迄の鍼治療と少し違うアプローチがしてみたい方
当院へのご連絡お待ちしております!