日常でよくある症状と鍼灸治療
2021年02月19日
江戸川区の皆さん、こんにちは!
篠崎北口はりきゅう接骨院 吉田です!
コロナウイルスが流行っている世の中で、皆様は体調に問題はございませんか。もしも何かある場合は早めの休息と病院への受診をお願いいたします。
さて今回は鍼灸治療について紹介してみようと思います。
鍼灸施術について詳しくはこちら↓
患者さんに「鍼灸にどんなイメージをお持ちですか?」と質問すると
「痛そう」や「怖い」と答える方がとても多いです。
実際はどうなのかというと・・・
結論から言えば痛くも怖くもありません。なぜならしっかりとした技術と知識を備えた有資格者が施術するからです。
しかし
場所によっては「響き」という少し「ズーン」とした重だるいような感じが得られる部分があるともいます。
これは筋肉が特に硬まってしまっている場所か、そこが今の症状のトリガーとなっている場所であるということになります。
では、まず何に効果を発揮してくれるのか!ここから始めていきましょう。
鍼灸はWHOでも認められていて神経痛、自律神経の不調、頭痛、首肩こり、五十肩、腰痛、眼精疲労、喘息など、その他多くの内臓器の不調にも適応を認められているのです。
この時点でも鍼灸の良さが少しは伝わるのではないかと思います。
続いては当院に鍼施術でよくいらっしゃる症状の紹介です。
1 急性腰痛(ギックリ腰)
2 頸肩コリ(寝違え含む)
3 頭痛(特に多いのは筋緊張性頭痛)
上記の3つでの来院が特に多く続いて、眼精疲労や神経痛などが多いように感じます。
次に特に多い3つの症状に対してどのように施術していくかをご紹介。
【ギックリ腰】
まず腰痛には2通りのパターンがあり、
身体を反らせないパターンと身体を曲げられないパターンに分かれます。
身体を反らせない場合であれば問題を起こしているのは身体の前面の筋肉が原因で痛めている場合が多いので腸腰筋という腰、股関節に関係の深い筋肉にアプローチしていきます。
身体を曲げられない場合では、いわゆる背筋と呼ばれるところで痛みによって筋肉の緊張が強くなり中々力が抜けない状態になっているのです。
その場合は、そこに直接アプローチしていきます。
特効穴は腰痛点と委中です。
腰痛点の場所は手の甲で人差し指と中指の間、薬指、小指の間の2点になります。
委中の場所は膝裏のど真ん中にあります。
(写真は腰痛点のみになります)
ぎっくり腰について、詳しくはこちら
【寝違え】
寝違えとは、簡単に言えば睡眠中に無理な姿勢や動きをしてしまい筋肉に急激な収縮力が加わりその結果、頸椎(首の骨)に無理な捻転力が加わりその状態から動かせなくなることです。
寝違えとは、要は睡眠中に起こる頚の捻挫と言う事なのです!
施術法としては、まずはどの筋肉に痛みが出ているかを見極めます。
その後に痛めている筋肉との部分の筋膜のつながりや経絡を利用していきます。
特効穴は落沈です。場所は手の甲で人差し指、中指の間で腰痛点の少し上。
なぜ落沈は寝違えにきくのかというとそれはツボの名前からもわかります。
落:頭が枕からおちる
沈:落ちてから沈み首に過度の負担をかける
なんて理由からこの名前がつけられたとか...
【頭痛】
頭痛は特に難しく多くの種類があります。
今回はその中でも多く見る筋緊張性頭痛の施術についてお話します。
筋緊張性頭痛とは、頸、肩、肩甲骨周りの筋肉が固くなり周囲に血流障害を起こすことで
頭に行くはずの血液が滞ることで発生します。
施術法としては、周囲の血流を改善するために頸~肩甲骨周りに鍼やお灸をします。
よく使うツボとして、天柱、風池、完骨、肩井、天宗などが挙げられます。
他にも阿是穴と言われる
簡単に言えば反応点や圧痛点などを使い治療します。
簡単にですが施術の説明でした。
皆さんも、もしもこのような状態で悩んでいるのであれば、一度施術を受けてみるといいかもしれないですね。
最後に現在のコロナウイルスに負けない体を作るために三大養生である(睡眠)(栄養)(運動)をしっかりと意識してみんなで江戸川区を元気にしていきましょう!