篠崎北口はりきゅう整骨院の鍼治療とは。
2021年01月25日
皆さんこんにちは!
篠崎北口はりきゅう整骨院、吉田です。
今回は「以前に他で施術を受けて楽になった」「知り合いから楽になるって聞いて」などの理由で、多くの方がご来院している鍼治療の効果についてお話したいと思います。
そもそも鍼灸治療とは?
鍼灸治療とは、東洋医学の鍼や灸を利用して、身体のバランスを整えたり
身体 本来の治癒能力(自己回復能力)をたかめる治療方法です。
東洋医学の脈診・腹診・舌診などで状態を把握し、ツボを鍼や灸で刺激することで
主に3つ効果が得られるといわれています。
・鎮痛(急性期の痛み、慢性期の痛みどちらも可)←特に効果的
・自己免疫力と自然治癒力をUP
・未病(病気になる前の状態)の改善
<鍼と灸>効果の違いは?
鍼治療と灸治療の治療効果の違いは
・鍼治療は、急性の症状に対してもすぐに効果が現れやすい
・灸治療は、慢性的な症状に対して、比較的ゆっくりと継続的に改善しやすい
ただし、鍼治療も慢性的な症状に効果があることも多く、また灸でもすぐに効き目が現れることもあるため、一概に症状で決めつけることは難しいのが現状です。
鍼治療と灸治療は、治療を受ける方の症状、体質などを考慮して、有効なツボを選び、一人一人にあった治療法を行なうことが重要となります。
鍼治療の特徴と効果について
ツボに刺した鍼による刺激が、自律神経系・免疫系などに作用して筋緊張を緩和して血液やリンパ液の代謝を向上させることにより、自然治癒力をアップさせる働きがあります。また、鎮静効果も高いという特徴もあります。
その理由は、鍼刺激によって脳内に痛みを抑制するホルモン、エンドルフィンが分泌され、末梢神経の痛みの信号を遮断してくれるのです。そして、ツボの刺激により痛覚閾値が上がり痛みを感じにくくなって筋肉の緊張が緩むため血液の循環が改善されていく、といわれています。
簡単にいうと!
緊張した筋肉に鍼を刺入することでカチカチに凝り固まっていた筋肉が緩み、血流が増加する
ことで痛みが軽減するのです。
なぜ血流が増加すると痛みが改善するの?
それは、<血液>が身体中の組織に栄養と酸素を与える役目をしていて、血液は組織が活動して排出された二酸化炭素や老廃物または痛みを出す物質(ヒスタミンなど)を回収して心臓に戻っていくのです。
血管 は筋肉の中を通ってい
るので、筋肉が凝りかたまり緊張が強くなることで血管が圧迫されて血流が悪くなるのです。
このサイクルが悪くなると、
組織に与えるべき栄養も不十分になり
回収すべき老廃物を十分に回収していない状態となります。
そんな状態では筋肉は伸び縮みができず、常に凝り固まって筋肉が縮んだままになってしまいます。そして、筋肉の中を通る血管を圧迫し血流を悪くする、さらに筋肉の中を通る神経を圧迫することにより、違和感、痛み、しびれ、がでてしまいます。
まとめ
➀筋肉の緊張が起こる
②血管・神経が圧迫される
③血流不足・痛みの発現
④血流不足による痛みの慢性化
⑤痛みにより身を固くする
➅筋肉の緊張
➆血管・・・
という悪循環がおこってしまいます。
そのため、この悪循環を改善することが、痛み解消の近道になります。
鍼はその手段として、とても有効です!
また、鍼の効果は急性期、慢性期の痛みだけではなく自律神経症状にも有効です。
自分の意志では制御できない自律神経は背骨の両側に存在していて
筋緊張が高まったりで自律神経が刺激されると、胃腸の調子が悪くなったり、
便秘や息苦しさ、動悸などの神経症状があらわれます。
また、聴覚と平衡感覚に関与する内耳神経が刺激されれば、耳鳴りや難聴、
めまいがおこります。
ここまで読んで頂いて少しでも興味を持った方や長年のお身体の悩みを抱えている方は
是非一度ご相談ください!
※全ての悩みに効果があるとは限らず個人差があります。