日常生活や運動中、肘に痛みや違和感を感じ事のある方へ!
2022年05月12日
江戸川区、篠崎駅にお住いの皆さんこんにちは!
篠崎北口はりきゅう接骨院です!
今回は、物を持ったりキーボードを打つ、テニスをするなどで肘が痛む、上腕骨外側上顆炎についてお話していきます。
上腕骨外側上顆炎とは
テニスをする人に特に多く見られるもので、肘の外側にある骨の出っぱり(外側上顆)の周辺の痛みのことをテニス肘 又の名を上腕骨外側上顆炎と言います。
テニス肘は外側型と内側型に分けられ7:1以上で外側型が多い。
毎日テニスを行う人の45%、週1〜2回行う人の25%に何らかの肘の症状が見られることがある。
また30〜50歳の主婦の方にも普段の家事などで重いものを持ってり片手で引っ張る動作によっても発症するケースも少なくありません。
テニス中、バックストロークで衝撃力が加わると痛むことが多く
特に中年の初心者のプレイヤーに多く発症します。
一方、トッププレイヤーでは強力なサーブ、トップスピンなど手首の関節に屈曲や回内動作ににより、筋肉の付着部である内側上顆炎を生じる。これをフォアハンドテニス肘と言い内側型に分類されます。
上腕骨外側上顆炎の症状
もっとも多い外側上顆炎についての症状についてお話ししていきます。
①上腕骨外側上顆部(局所)に圧痛
②タオルを絞る、雨戸を開け閉めする、ドアノブを回す、フライパンを持つ、重い物を掴んで持ち上げるなどの手首の背屈(手の甲側へ曲げること)と前腕の回外(外側に捻る動作)を伴う運動で鋭い痛みが出現する。
③肘の関節の運動自体に制限や痛みはほとんどない。
つまりは単に肘の曲げ伸ばしの運動では痛みが出にくいということです。
上腕骨外側上顆炎に関係する筋肉は主に3つ
・長橈側手根伸筋
・短橈側手根伸筋
・総指伸筋
があります。
篠崎北口はりきゅう接骨院での治療
・手関節と手指の伸筋群のストレッチ
痛みの緩和には、ストレッチや筋力トレーニングなどが有効な場合があります。
たとえば、肘を伸ばした状態で手首を曲げ、30秒筋肉のストレッチを行います、他にも腕や手首を回す運動など手軽なものを取り入れるとよいでしょう。
ただし、痛みの強いときは控えるようにしましょう。
なお、スポーツに復帰する目安には個人差がありますが、痛みが生じてから3週間程度経過すればスタッフと相談し復帰を検討してもよいでしょう。
復帰の際は専用のベルトを着用したうえで行い、ストレッチなどを入念に行うことが大切です。
・鍼治療
当院での鍼の施術方法は、初めに患部の周りの筋肉に鍼を打ちます。
その後、長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋、総指伸筋に対して鍼通電を行い筋肉への血流を上げて柔軟性も上げていきます。
炎症が落ち着いてきたらストレッチと共にお灸による温熱刺激をプラスしてさらに緩みやすくしていきます。
診断方法
上腕骨外側上顆炎は好発年齢やテニス歴、代表的な症状を聞けば判断はできますがそのほかに上腕骨外側上顆炎のテスト法として・椅子持ち上げテスト・トムゼンテスト・中指伸展テストがある。
レントゲンでは通常何も所見が見つからない。
1. トムゼンテスト
検者は手首(手関節)を曲げるようにして、患者さんには肘を伸ばしたまま検者の力に抵抗して手首(手関節)を伸ばしてもらう。
2. 椅子持ち上げテスト
患者さんに肘を伸ばしたまま手で椅子を持ち上げてもらう。
3. 中指伸展テスト
検者が中指を上から押さえるのに抵抗して、患者さんに肘を伸ばしたまま中指を伸ばしてもらう。
ケガの治療やスポーツへの復帰には病院や接骨院での治療以外に毎日の自宅でのケアが大切になります。
どんなストレッチをすればいいのかわからない、どのような対処をすればいいのかわからない、そんな悩みがある方は是非一度篠崎北口はりきゅう接骨院にご相談ください。
いつでもご連絡お待ちしております。