寝違えについて

2023年11月5日

江戸川区篠にお住まいの皆様こんにちは!篠崎北口はりきゅう接骨院です。
年末になるにつれて気温が一気に下がり体調を崩される方も少なくないと思います。

気温が下がると血流が悪くなり筋肉が硬く緊張しその結果寝違えを起こしやすい体になってしまいます。
もちろん普段のストレッチなども大切にはなるのですが、痛みが出てからストレッチなど行うとかえって悪化するリスクがあります。
本来であれば痛みが出る前のケア、ストレッチを行い痛めないようにするのが理想ではありますが仕事や家事育児などで時間が作れないなど色々あると思います。

寝違えとは?

まず寝違えとは、睡眠中に無理な姿勢を取ったり、無理な首の動かし方をすることで首の筋肉に負担がかかり、筋違えを起こして筋肉痛に似た痛みが生じる症状のことです。
皆さんは寝ている間に何回寝返りをすると思いますか?

なんと通常一晩に15~20回くらい寝返りをすると言われています。
運動や仕事、飲酒などで身体が披露している状態やストレスで自律神経が乱れた時に寝返りの回数が少なくなることで長時間筋肉や関節にストレスがかかることで痛みや可動域制限が起こります。
夜眠っているときや横になっているときなど殆どの人は寝返りをしているのではないでしょうか?

寝返りの目的は大きく3つあります。

 

⒈ 体液循環のサポート(血液、リンパ液、関節液)
⒉ 体温調整(布団に接しているため)
⒊ 姿勢のリセット(筋緊張の緩和)

寝違えて痛みが出現する際に負傷時間によっても痛みの出現する時間に影響が出てきます。

・起床時に痛みが出現した場合➔夜中寝ている間に負傷
・お昼頃に痛みが出現した場合➔明け方に負傷

このように筋肉の痙攣や関節包の炎症が深夜に起きたのか、早朝に起きたのかによって痛みの出現する時間が変わってきます。

・起床時に痛みが出現した場合は誰もが寝違えたと認識しやすいですが、お昼ごろに痛みが出現すると寝違えたと認識していない場合があるので、今回を気に寝違えを疑ってみても良いと思います。

寝違えの原因となる筋肉

寝違えてしまった際に障害されてしまう動きは頚の前後屈と左右を振り向く回旋動作の2つになります。

初めに首の後屈(上を向くとき)に関わる筋肉
頭半棘筋、胸半棘筋、頚腸肋筋、最長筋の4つです。

それぞれどこにあるのか見ていきましょう。

 

 

画像のように後頭部 から長いものは骨盤にまで付着しており筋肉によっては首だけでなく体幹をそらすためにも作用していきます。

次に左右振り向く回旋動作に関わる筋肉
頭板状筋、頚板状筋、肩甲挙筋、僧帽筋の4つになります。
こちらもどこにあるか見ていきましょう。

こちらの筋肉たちも後屈に関与はしていくものの主な動きとしては振り向く回旋動作になってきます。
肩甲挙筋と僧帽筋は振り向いた時の痛み方によって見分けることができます。

・肩甲挙筋

痛みと同じ方向に向くとつまり感と同時に痛みを感じます。

・僧帽筋

痛みと反対側を向くことで引っ張られるような痛みが出現してきます。

このように痛みの出る場所や痛み方で原因になる筋肉が違ってきます。

・筋肉の緊張や血液循環が原因であれば鍼治療が有効になりますが、関節を包む関節包が原因の場合は鍼治療よりも手技の方が有効になります。

普段寝違えで悩まれている方や寝違えの頻度が高い方などこれを機に改善してみてはいかがですか?
スタッフ一同全力で施術させていただきます。