肩関節周囲炎

2023年08月15日

こんにちは!
篠崎北口はりきゅう整骨院です。

〇最近肩が上がりにくい
〇腕が上がらない
〇少し力を入れただけで激痛が走る肩こりの女性のイラスト〇洋服の着脱が痛い
〇夜間痛がある

などの症状でお困りではありませんか?

肩の症状で『四十肩・五十肩』という言葉を聞いたことが多いのではないでしょうか。
肩の痛みで寝れない腕が上がらない、日常生活に支障が出てストレスが溜まるなど、この症状になった方にしかわからない辛さ、周囲の方にはなかなか理解されずにストレスも溜まると思います。

だからといって放置していていても、週2回の施術をしたとしても8カ月~12カ月
長い方では、2年などとも言われています。

今回は、肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)について、お伝えしていきます。

肩の構造と原因

肩関節は、身体の中で最も可動域が広いが、捻るなどの複雑な動きをしているので
筋肉にかかる負担も大きいです。

主に上腕骨、肩甲骨、鎖骨から構成されており、上腕骨の先端にある、骨頭と呼ばれる球状の部分が、肩甲骨のくぼみ(関節窩)にはまり込む構造になっている【肩甲上腕関節】のことを、肩関節と呼びます。

その周りには、肩甲骨と鎖骨で構成される【肩鎖関節】や、
胸骨と鎖骨で構成される【胸鎖関節】など、複数の関節が存在しています。

他の関節と比べ、接触面が浅く、不安定なため多くの周辺の筋肉や靭帯によって支えられています。
関節の表面は軟骨で覆われており、これにより滑らかな動きが出来るようになります。

肩関節周囲炎は、肩周辺の筋肉の緊張(硬さ)により起こります。

特に、インナーマッスルといわれる深層筋の石灰化・癒着が多くみられます。

簡単にまとめると、
肩関節周囲の筋肉が硬くなり血行不良によって起こる
ものです。

肩周辺の筋肉が緊張して上がらないのであれば、筋肉の硬さを取ればいいですが、
石灰化や癒着がある場合、そこを取らない限り動きません。
肩甲骨周辺についている筋肉は多数ある為、《ここだけ柔らかくすればいい》というわけではなく、しっかりとした検査・分析が必要となります。

肩関節周囲炎の種類

大きく分けて、2種類あります。

肩を横から90度まで上げた際に、
①肩甲骨は動かず腕だけであげている
②肩甲骨も持ち上げないと腕が上がらない状態

①は筋肉の緊張なので、柔軟性をつけていけば腕は上がっていきます。

②は石灰化・癒着している可能性もあるのでしっかりと調整、アプローチをかけて
施術をしていかなくてはいけません。

肩の状態で、アプローチポイントも変わってきます。

篠崎北口はりきゅう整骨院では、現状の状況をしっかりカウンセリングを行い、
筋肉の硬さなのか、石灰化・癒着か

によっての期間などの説明も致しますので
ご安心してご来院頂けます。

肩関節周囲炎は、炎症期→拘縮期→回復期の順番で症状が出てきます。
どこの時期かによっては出る症状、やってはいけない事など様々あります。
次回、【炎症期】について詳しくお伝えしていきます!