頭痛の種類について

2023年09月24日

こんにちは!
篠崎北口はりきゅう整骨院です!

日常的に頭痛に悩まされている〖頭痛もち〗の方は多いのではないでしょうか。

頭痛が起きてしまう原因はさまざまで、気圧によるもの・不良姿勢・筋肉の柔軟性の低下などがあげられます。

頭痛には脳に異常のない【一次性頭痛】
異常があって起きる【二次性頭痛】に分類されます。

今回は、【頭痛と猫背の関係性】について段階に分けてお伝えしていきます。
まずはじめに、頭痛の分類についてです。

 

一次性頭痛と二次性頭痛

一次性頭痛とは

普段感じている頭痛の多くは、ほかに原因となる病気のない(原因不明な)ものが一次性頭痛です。
原因が不明なら、すべてが一次性頭痛に分類されるわけではなく、その特徴を持った頭痛で他に説明できる原因が見当たらない場合に一次性頭痛といいます。

数年以上前から同じような頭痛を繰り返している慢性的な頭痛で、片頭痛緊張型頭痛群発性頭痛がその代表です。
命に別状はありませんが、日常生活に支障が出たりと困った頭痛です。

 

1 片頭痛

・片頭痛の発症年齢の多くは10~20代で90%は40歳までに発症する。
女性の方が男性よりも3~4倍多く、より重症である。

・痛みは片側性かつ拍動性で、頭痛が起きると仕事が出来なくなるほど強い痛み。
動くと痛みが増強する。

・時に頭痛に先行して視野上に点滅する光が見られ、その内部が暗くなることがある
・随伴症状として吐き気、光過敏、音過敏がある。

※発作の誘因として、月経、ストレス、チョコレート、赤ワインなどがあると
 いわれています。

 

2 緊張型頭痛

・一次性頭痛では最も多い
・圧迫されるような、締め付けられるような非拍動性の頭痛で多くは両側性

・頭痛の程度は軽度~中度で日常生活に支障が出ることがあっても寝込んでしまう事は
 少ない

動いたり、温めたりすると痛みが軽快する

3 群発性頭痛【三叉神経・自律神経性頭痛】

・若年男性に認められることが多い重度の頭痛(女性も認めること有)
20代からの発症

・痛みは片側性で、目周囲~前頭部、側頭部にかけて15分~180分間も持続する激しい頭痛数週~数カ月間頻繁に、群発しておきる

・頭痛発作時に目の充血や鼻汁、縮瞳、眼瞼下垂などを伴うことが多い

痛みのためじっとしていられない

 

二次性頭痛とは

これまでに経験がないひどい頭痛・急におこった頭痛・短時間で強くなるような頭痛・手足のシビレ・熱があるなどの症状が出る場合は、特に見逃すと危険性が高い病気、また医師のもとできちんと治療を受ける必要がある病気の可能性があります。

くも膜下出血・脳腫瘍・慢性硬膜下出血・高血圧性脳症・副鼻腔炎・うつ病などがあります。
二次性頭痛は緊張性が高く場合により命にかかわる危険性がある頭痛です。

二日酔い、風邪や熱中症などの日常的な病気や行動が原因で起こる一過性の頭痛もあり、
こうした頭痛も、ほかに原因のある二次性頭痛に分類されますがその原因を解消すれば
自然と治るものです。

まとめ

今回は、頭痛の種類についてお伝えしました。
大切なのは自分の頭痛の種類を把握し、それに沿った対策をするということです。
少しでも不安がある方はこの機会に、治療していきましょう。

次回、性頭痛の中の片頭痛・緊張型頭痛・群発性頭痛についてより詳しく
発症原因、その対策をお伝していきます。