肩コリと鍼治療2

2024年02月7日

江戸川区篠崎駅周辺にお住まいの方々こんにちは!篠崎北口はりきゅう整骨院です。

今回は前回に引き続き肩こりについてお話して行きます。
前回の肩こりと鍼治療1は見て頂きましたか?
今回は前回の続きになります。

肩コリの種類

肩こりは大きく
⒈ 猫背・円背型

⒉ 内巻き肩・前肩型

⒊ 顔出し型

⒋ 首無し型
の4つに分けられます。
その中でも前回⒈猫背・円背型⒉内巻き肩・前肩型についてお話しさせていただいたので今回は⒊ 顔出し型⒋首無し型についてお話します。

⒊ 顔出し型

まず初めに顔出し型についてお話していきます。

顔出し型で多いのはスマホやパソコンを長時間見ていて下を向いている事が多い方や長距離の運転などを行う方に見られることが多いです。
特に首の前面に有る広頚筋の筋緊張や機能低下や首の猫背が原因で顔出し型の肩こりが起こります

原因となる筋肉は前斜角筋胸鎖乳突筋の2つになります。
前斜角筋は頚椎(首の骨)の3~6番目から第一肋骨に付着します。

筋肉の動きとしては頷く動作や首を傾げる動作の時に特に作用します。

 

 

胸鎖乳突筋は胸骨と鎖骨から始まり耳の後ろにある出っ張り(乳様突起)に付着します。
筋肉の動きとしては頷き動作や首を傾げる動作、上を向く動作に加えて左右を振り向く動作になります。

寝違えの時に傷つきやすい筋肉になるため日頃特に寝る前のストレッチや冷やさないことが重要になってきます。
他には頭痛の時のも出てきた、頭半棘筋、頭板上筋、僧帽筋、肩甲挙筋などが挙げられます。

⒋首無し型

首なし型は今までお伝えしてきた⒈猫背・円背型、⒉内巻き肩・前肩型、⒊顔出し型までの複合型になります。
ですのでアプローチする筋肉の数がその分増えてきますが前回までにお伝えした筋肉になるので気になる方はこちらからご覧ください。
首無し型で特に大事になってくるのが胸郭(肋骨)の動きがあるかどうかになります。
呼吸時に胸郭が広がらなくなる事で肩甲骨が外転(外に広がる動作)し猫背になり斜角筋と胸鎖乳突筋が代わりに働くことにより筋肉が緊張してしまいその結果、呼吸時に胸郭が広がらなくなり首をすくめる様に肩が上がり首無し型の肩こりにつながります。
肩こりの女性のイラスト首無し型肩こりで特に大事な筋肉は胸筋と力こぶの筋肉(上腕二頭筋)の2つです。
胸筋は肩を内巻きにしてしまうだけでなく肩甲骨を外転して

しまうので定期的なストレッチと丸くさせないための姿勢作りが大事になってきます。

 

当院での施術

当院での施術は僕らの手技による施術、鍼治療、姿勢矯正の3つがあります。
もちろんコリの改善をするのであれば鍼や姿勢矯正が効果的になります。
鍼治療ではマッサージなどでは届かない深部の筋肉に刺激を入れることにより血流が上がり筋肉の柔軟性が上がることによりコリが改善されていきます。
ただし鍼を打つことで柔軟性をあげることは出来ますが実際にストレッチができる訳では無いのでその点に関してはご自宅でのストレッチもしくは当院での施術が必要になります。

肩コリで悩んでいる方はたくさんいると思います。
その方々の助けになればと思いますのでお悩みの方は是非ご連絡ください。