産後の手の悩み

2021年04月14日

こんにちは!
篠崎北口はりきゅう整骨院です。

 

前回の産後シリーズはお読みいただけましたでしょうか?
まだ読んでいない方はこちらから!!

 

今回は、産後のママさん方が多く悩まれている
手の悩み〈腱鞘炎〉についてです。

 

腱鞘炎とは

腱を包むトンネル(腱鞘)という部分が炎症を起こしてしまう事です。

 

特に多い代表的な腱鞘炎は
手首の痛みがでる【狭窄性腱鞘炎 ドケルバン病】
手の指が痛くなる【ばね指 弾発指】
があります。

 

今は、パソコン作業やスマホをよく使う方にも
なりやすいともいわれています。

 

そのなかでも今回はドケルバン病について
詳しく説明していきます。

 

ドケルバン病とは

 

親指と手首を繋いでいる短母指伸筋腱長母指外転筋の腱が通る
トンネル(=腱鞘)が炎症を起こし手首に痛みが出てしまう事です。

どうして起こるのか?

赤ちゃんの抱っこ家事などで慣れない手の動きや負荷をかけすぎると

親指を伸ばす働きの(短母指伸筋腱)と
広げる働きの(長母指外転筋腱)が腱鞘と擦れて炎症を起こし、
腱は腫れて太くなり腱鞘は厚くなります。

そうすると、手を動かす度腱と腱鞘が擦れて
手首に痛みがででしまうのをドケルバン病といいます。

 

症状

・手首の親指側が腫れて痛い

・親指を動かしたら広げる動作をすると
 親指側の手首がいたい

・物を掴んだりするといたい

・手に力が入らない

などの悩みがあったら注意が必要です。

 

どんな人がなりやすいのか

1 手の親指、手首を沢山使う

・パソコン、スマホを長時間使う
 ・ピアノなど手を酷使する楽器を演奏する
 ・ゴルフ、テニスなどのスポーツをよくする
 ・料理人の方や美容師の方など手、手首をよく使う


などで首周りを酷使くる方は二つの腱と腱鞘に
大きな負担がかかり炎症が起こりやすくなります。

 

2 女性ホルモンの変化

ドケルバン病は特に女性に多く、
ホルモンバランスの大幅な変化も影響ともいわれます。

 

【発症のピーク】

1妊娠、出産期

この時期の女性は『プロゲステロン』という
妊娠維持に必要なホルモンが通常の時よりも多く分泌されます。

それに伴い、『エストロゲン』は減少して
通常時よりもホルモンの環境が大きく変化します。

 

『プロゲステロン』には腱鞘を収縮させる作用持っていることから
腱の滑りを悪くさせてしまう一つの原因だともいえます。

 

 

2更年期(50〜60代)

この時期の女性は『エストロゲン』閉経に伴って急激に減少します。

エストロゲンは女性らしい体つきを作る働き、髪や肌の潤いを保つ働き
だけではなく、関節や腱を柔軟に保つ働きも持っているので、
エストロゲンが減少する事で腱、腱鞘が炎症を起こしやすい原因ともいわれています。

 

 

予防法

一番の予防法は、常日頃から予防を心掛けた生活をすることが大切です。

パソコン作業は、3時間、4時間と続けてしまう事が少なくありません。
予防のためには、1時間に一度は休憩を取り、指や手を休ませてあげる
必要があります。

整体を受ける男性のイラスト

その際に手を上にあげたり下げたりしてゆっくり揺すると
血行が良くなってくるので
手の力を抜くようにしてストレッチを
心掛けていきましょう。

篠崎北口はりきゅう整骨院の治療

当院では、腱鞘炎の疑いのある方に対して、
干渉波療法、手技療法、ハイボルテージ療法などを導入しております。


丁寧なカウンセリングを行い、お客様一人一人に合った施術を
させて頂いております。

ご自宅でできるセルフケアストレッチや、筋肉トレーニングをお伝えし、
より早い回復ができるようなサポートもしております。

キッズスペースを完備しておりますので、お子さん連れのママさん方も
安心してお越しいただける環境となっております。
 
江戸川区、篠崎付近でお身体にお悩みがある方は、
何でも篠崎北口はりきゅう整骨院にご相談ください。