腰部疾患シリーズ① 腰部椎間板ヘルニア編

2024年03月3日

こんにちは!
篠崎北口はりきゅう整骨院です。

前回の、坐骨神経痛について はお読みいただけましたでしょうか?
まだの方はこちらからお読みください!

今回は腰部椎間板ヘルニアについてお伝えしていきます。

 

椎間板とは?

【椎間板ヘルニア】という言葉はよく耳にすると思いますが、【椎間板】について詳しい知識がない方が多いと思いますのでまずは椎間板についてお話していきます。

まず、背骨は頚椎(7個)・胸椎(12個)・腰椎(5個)に分けられ、その骨と骨の間に椎間板が存在します。

椎間板の役割は
・背骨と背骨の間にあり衝撃を抑えるためのクッション
・背骨が動きやすくするためのもの であります

より詳しくお伝えすると、、、

椎間板は、真ん中に髄核というゼリー状の物質があり、その周りを繊維輪というものが囲んでいます。例えでお伝えするとバームクーヘンの真ん中に柔らかいゼリーが感じです。

髄核は身体を前に曲げると後ろに、反らすと前に椎間板の中を移動して背骨の動きが滑らかになるような働きをしてくれます。(ほかの動きも種類に応じて動きます)

しかし、椎間板自体の劣化・傷つきがあると髄核が外に飛び出してしまい、【椎間板ヘルニア】になります。
➡特に立ち姿勢から重いものを持つ、急に腰を捻るなどの動作が多いと負担がかかり傷つきやすいといわれています。

原因

先程もお伝えしたように、椎間板に負担がかかり劣化することで起こります。
・姿勢の悪さ(反り腰・猫背)
・体重の増加(体重が重たいとその分負担も大きくなる)
・加齢
・生活習慣(反復動作・コンタクトスポーツなど)
・喫煙
など…

症状

椎間板ヘルニアは、突出した髄核が神経に触れたり炎症を起こしたりすることで、
痺れ
・痛み(下肢、腰)
・力が入りにくい
・感覚が鈍くなる
・排尿障害、排便障害
など
が挙げられますが他にも注意点がいくつかあるのでお伝えします。

腰痛に悩む女性

前かがみ姿勢などの動作をしたときに痛みを生じる

椎間板ヘルニアは、前かがみなど何かしらの動作をしたときに痛みが出ることが多いです。
なので、自力で靴下を履けないなどの日常生活に支障が出る場合があります。
ヘルニアが大きい場合、何もしてなくても痛みを感じるケースもあります。

必ず腰痛があるとは限らない

【椎間板ヘルニア】というと、必ず腰痛があると思われがちですが、腰の場合実際には下肢痛などの脚の症状だけのケースもみられます。
なので腰痛がなくても椎間板ヘルニアを発症している可能性はあります。

排尿・排便障害は単独症状としてはあらわれにくい

稀ですが、ヘルニアによって馬尾神経が圧迫されて傷つくと排尿・排便障害を生じることがあります。これらの症状は、何らかの症状と合併して現れることが多いといわれます。

 

日常生活での予防方法

椎間板ヘルニアを予防するためのは、持続的に運動をすることが非常に大切です。
腕を大きく振りながらのウォーキングや得意な方はスイミングなどをお勧めしています。
苦手な方は、無理にこれらをやるのではなく、できる運動からっ実践していきましょう。

先程お伝えしたように、体重が重いと身体に負担がかかりやすいので、運動や少く生活の管理を行ない、怪獣コントロールも大切です。
整体を受ける男性のイラスト

お身体のお悩みがある方は、早期の治療。まだ不調を感じていない方は、早期の予防がとても大切のなります。
篠崎北口はりきゅう整骨院では、治療・予防をお客様一人一人に合わせて提供しておりますので何かございましたらいつでもご相談ください。

次回、坐骨神経シリーズパート②をお伝えしていきます。